子ども・若者ケアラー事業
ケアを担う若者が、安心して過ごせる場づくりと、「若者の声」から学ぶ機会をつくっています。
2016年度よりプロジェクトを立ち上げ、事例検討会を実施。
事例検討会のスピンオフとして始まった 当事者のつどい「いろはのなかまたち」のほか、
動画制作や地域の研修等へ職員が出向くなど、啓発に取り組んでいます。
事業背景
青少年活動センターでは、妹弟の送り迎えをしていたり、毎日のように家事をしていたりする若者に出会うことがあります。そんな一人の若者の声から、この事業は始まりました。
「家族のお手伝い」、そのことばではあらわすことのできないさまざまな環境で今を生きている子どもや若者たちがいます。家族のケアを担う子ども・若者のことを、ここでは<子ども・若者ケアラー>ととらえたいと思います。こうしたケアを担う子ども・若者たちは進学、就職や結婚など“人生の転機”をどのように迎えているのでしょうか。
事業内容
子ども・若者ケアラー当事者のつどい「いろはのなかまたち」
(京都府ヤングケアラーオンラインコミュニティ事業)
「いろはのなかまたち」は、
- 家族のケアを担っている子ども・若者ケアラーの方、元当事者の方の
”つながりづくり”や 自分の気持ちを話しながら整理、
ケアから離れてほっと一息つける場です。
- おおむね中学生~30歳までの子ども・若者ケアラー当事者または経験者の方を対象としています。
3~4人でお茶を飲みながら自身の経験について話したり、話さなかったり。
ただその場にいることができます。
- これまでケアの話をしたことがない人がほとんどで、ケアが終わった後も続く迷いや戸惑いについて話されます。
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10月はイベント会として「自分の気持ちの伝え方~アサーション講座~」を企画します。
つどいの中でも良く話される「自分を大事にすること」。
あらためて考える機会にしてみませんか?
内容についてのお問い合わせももちろん大歓迎です。
●事前申し込みをお願いしています。締切:10/7(火)
検討中でも良いので、一度ご連絡いただけると嬉しいです。
TEL:075-213-3681 フォーム:こちらより「いろはのなかまたち参加希望」と書いてください。
もちろん、当日の用事や体調で途中入退室や欠席等の変更が可能です。
ただし、準備等の関係で当日のメールに対し返信ができないことがあります。
急ぎの連絡は下記までお電話ください。
公益財団法人 京都市ユースサービス協会 TEL : 075-213-3681
参加への抵抗がある、個別に話をしたい、自分がケアラーかどうかわからないという方は、
まずスタッフと話をしたり、質問がしたいということでも大丈夫です。一度ご相談ください。
職員派遣
これまでの派遣例
- 更生保護女性連盟 地区会長研究協議会
- 令和5年 神戸居場所フォーラム
- 京都市内はぐくみネットワーク
- 泉佐野市
- 京都市
こんな人が参加しています!
- いろはのなかまたち
「だれかと話してみたい」
「わたしも、ヤングケアラー・・・かな?」
「話したいわけではないけれど、同じ立場にいる人に会ってみたい」
- 職員派遣
ヤングケアラーについて理解を深めたい